バッテリー進化の第一歩 ハイブリッドバッテリー
バッテリー通信
2024年05月
第2回テーマはハイブリットバッテリーです。
4月の案内商品よりMOLLの一部バッテリーが品番変更となっております。
少し前にはBannerのEFBも品番変更を行ってます。
今月は品番変更が行われる起源について説明しようと思います。

ハイブリッドバッテリーとは
正極板にアンチモン (Sb)を少量含有した鉛合金、負極板にカルシウム(Ca) を含有した鉛合金を使用したバッテリー (3級整備士教材より)
「ハイブリッド」と聞くとハイブリッド車を現在では連想してしまいますが、元々の「2つのものを掛け合わせる」という意味からくるバッテリーのことです。これは3級整備士教材の基本知識で、整備士の方々には常識の知識かもしれませんね。その後正極板(+)の方にもカルシウムを含ませたバッテリーが「カルシウム/カルシウムバッテリー」として登場しています。
✕ ハイブリッド車用のバッテリー
◯ マイナス極板にカルシウムを含ませたバッテリーのこと
ではなぜそうするのでしょうか?
答えはずばり ”性能を上げるため!”
3級整備士教材にも下記のようにかかれています。
「(低アンチモンバッテリーと)比較的自己 放電及び電解液の蒸発が少なく熱や振動などにも強くなる」
基本、自動車用のバッテリーの構造はシンプルです。そのため、ハイブリットバッテリーのように極板にカルシウムを混ぜだした時のように、端子やバッテリー液、バッテリーのケースの素材などに色んなものを混ぜることで、その性能を向上させ続けています。(AGMを除く)
その過程で充電制御車やISSに対応する派生商品としてEFBが存在します。
(EFB=Enhanced Flooded Battery : 強化型液式バッテリー)※EFBの詳細は今後の回で配信予定です。
品番変更が行われるということは、商品の性能が向上したということなんだね!
iPhoneもカメラ性能などが向上しながら14→15などアップグレードしていくもんね!
一言コラム
ハイブリット車は各メーカーが出していますが、やはり「プリウス」がイメージされますよね。これがTOYOTAの戦略!
TOYOTAがプリウスを発売した直後にあるヨーロッパの自動車メーカーの人たちは「トヨタのハイブリッドの何がすごいかと聞かれれば、ハイブリッドという言葉をパテントとして独占しなかったこと」。結果その後の全てのメーカーが新技術を発売しても”ハイブリッド“と表現しなければならなくなった、と漏らしていました。
さすが、世界のTOYOTA。